上智大学大学院応用データサイエンス学位プログラムは、株式会社toor様(代表取締役:高枝佳男)との連携により、実業現場において蓄積されている膨大かつ複雑なデータを対象に、バイアス問題の解決方法をはじめ、効率的なデータクレンジング、時系列および周波数データの実用解析、そしてそれらの活用によって得られる成果や将来展望等についての授業を開講しました。
授業では、「静的データ」としてテキストマイニング、POS、医療診断データの解析を学び、「動的データ」としてサーボモータ、回転機器などから得られる時系列データや音・振動データの解析技術を習得します。これにより、従来は検出困難だった微細な外れ値を可視化する技術や、システムの安定稼働、ファイナンス、ロジスティクス戦略などの多岐にわたる応用技術を身につけることができます。この授業を通じて、社会に幅広く貢献する人材を育成することを目指します。
株式会社toor様は、製造業を中心にデータの融合と可視化を実現するソフトウェアの販売、システム設計、およびデータ解析コンサルティングを行っています。同社の高次元データの相関を可視化する技術は、多岐にわたる分野での応用が期待され、データサイエンスの可能性をさらに拡大しています。
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