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2024年度修了

岡野 悠さん

応募を検討されている方へ

 データサイエンスに興味はあるものの、「文系出身なのに大丈夫だろうか」「プログラミングができないのにやっていけるのか」といった漠然とした不安が、私がこの大学院への応募を考えたときに最も大きかったことを、今でもよく覚えています。きっと、同じような不安を抱えている方もいらっしゃると思います。

 私がこの大学院に挑戦したのは、「データ活用が当たり前になる社会の流れに、取り残されたくない」という思いからでした。正直に言うと、文系の私が全ての授業を完璧に理解できたわけではありません。しかし、学んだ知識を自分の業務にどのように活かせるかを考えたり、普段の仕事だけでは気づけなかった視点や発想を得られたりしたことは貴重な経験になりました。

 この大学院には、私と同じように文系出身の方も多くいらっしゃいます。そのため、授業で分からないことを気軽に話し合えたり、日頃の業務の話ができたりする文系出身の方がいらっしゃったことは、とても心強かったです。

 大学院での2年間は本当に目まぐるしく、プライベートや仕事、学業のそれぞれで苦労することも多々ありました。私は決して器用なタイプではないので、家族に迷惑をかけてしまうこともありましたが、家族の理解があり、やっていくことができました。この大学院では、私と同じように子育てや仕事で忙しい方もいらっしゃり、また、企業での経験が豊富な先生方も多いため、仕事や家庭の事情を理解してくださいます。この点はとてもありがたかったです。

 社会人になると、どうしても学びの場や他の業界の方と交流する機会が減ってしまいます。大学院での学びや出会いが、どれほど貴重な経験であったかを卒業後に改めて実感しています。

 「文系だけど大丈夫かな」「忙しいけどやっていけるかな」と迷っている方もチャレンジできる環境が整っていると思います。