上智大学大学院応用データサイエンス学位プログラムは、三井住友海上火災保険株式会社の協力の下、本学学生を対象とした「データビジネス実践(CX戦略に向けたデータ活用)」を開講しました。
この講義では、データ活用とマーケティングによる事業変革の方向性を俯瞰的に捉えることで、顧客と長期の信頼関係構築を目指します。主に、DXやCX(顧客体験)の重要性、データに基づく顧客ロイヤルティ戦略、リサーチに基づくマーケティング戦略、アクチュアリーによる保険料設定、MMM(マーケティングミックスモデル)の作成・活用、デジタルマーケティング、データドリブンCRM(顧客関係管理)の実践など、幅広く講義します。
現代のビジネス環境では、単なるデータ分析だけではなく、そのデータをどのように顧客体験の向上に結びつけるかが重要となります。企業が顧客との信頼関係を構築することは、顧客満足度やロイヤルティの向上、さらには潜在顧客の掘り起こしにもつながります。CXの知見を幅広く活用することで、企業価値の向上はもちろん、社会課題の解決にも貢献できると考えています。
三井住友海上火災保険株式会社は、グローバルな保険・金融サービス事業を通じて、安心と安全を提供し、活力ある社会の発展と地球の健やかな未来を支えます。