名称:Marketing Conference2026 AI共生時代のマーケティング-デジタルのその先に-
大会会期:2026年10月25日
会場:法政大学 市ヶ谷キャンパス
発表タイトル:実測ペルソナを注入したLLMエージェントによる消費者情報探索行動の再現可能性
著者:木岡良馬、伴 果純
発表内容の要約:https://www.j-mac.or.jp/poster/dtl.php?ps_id=763
大規模言語モデル(LLM)の進展に伴い,人間行動を模した「シンセティックユーザー」をアンケート調査等の代替として活用する動きが,マーケティングに限らず急速に広がっている。近年ではLLMに実行機能(Web検索・閲覧など)を持たせたLLMエージェントも登場し,単なる意見の模倣を超えて,消費者の実際の行動を再現する試みへと発展している。しかし,こうしたエージェントが実消費者の行動をどこまで再現できているかは十分に検証されていない。本研究は,実消費者のWeb行動ログとそれに紐づく意識データを用い,LLMエージェントが目的を持った情報探索行動をWeb上でどの程度再現できるかを検証する。具体的には,実消費者を行動特性でクラスタリングしペルソナとして付与したうえで,LLMエージェントにWeb検索・閲覧を行わせ,得られた行動ログを実消費者の行動と比較する。検索行動への依存度,閲覧チャネルの偏り,探索の多様性など複数の行動指標から両者の乖離を検証することにより,再現可能な範囲と困難な範囲を切り分けることで,実務においてシンセティックユーザーを活用できる条件を見極めることを目指す。
マーケティングとAIは切っても切り離せない時代になりました。
今後も両者の融合と発展に寄与すべく、研究を進めてまいります。
