本課程では、学術界の研究者だけでなく、実業界においてデータサイエンスや関連プロジェクトを推進してきた専門家が、両者のバックグラウントを尊重し連携することで、本学ならではの教育の多様性を実現しています。
データエンジニアリング、データアナリティクス、ビジネスサイエンス・ビジネスマネジメントの3つの領域と、それらを統合する演習や特定課題にて構成され、理論と実践が融合し交差する学問体系により、ビジネス現場でのデータサイエンスの実務事例や技術、リテラシーのみならず、データを扱ううえで配慮すべき倫理的課題、実務展開に不可欠なマーケティングやマネジメントのメソッドも修得することができます。
データエンジニアリングでは、データの収集や処理に関する技術的な側面を、データアナリティクスでは、データの可視化や統計的な分析手法、機械学習の解析手法等を修得します。また、ビジネスサイエンス・ビジネスマネジメントでは、ビジネス上の課題解決や意思決定にデータを活用するフレームワークや論理思考を学びます。これらの領域を組み合わせることで、データを有効に活用し、洞察力と倫理観を備えたアプローチを取ることができるようになります。
さらに、本学の人材育成の理念に賛同いただいた企業との連携により、各業界におけるデータサイエンスのスペシャリストを非常勤講師として迎え、実務に即したスキルの教授や実習を行います。
本課程の修了生は、データサイエンスの理論を理解し、データの収集、処理、解析、応用において実践的スキルを備えることで、実社会における課題解決やイノベーションに貢献することが期待されます。
カリキュラムコンセプト